キングカズに学ぶ

「カズファンには悪いけど、もうお辞めなさい」

48歳の今もJ2・横浜FCでプレーするサッカー界のレジェンド、
カズ(三浦知良)に野球評論家の張本勲が投げかけた言葉が
批判を浴びた。発言が出たのは4月12日のTBS系「サンデーモーニング」の「週刊御意見番」のコーナー。

「J2は野球でいえば2軍だから話題性もない。団体競技は若い選手に譲ってやらないと、伸び盛りの選手が出られない。立派な指導者になれるのだから、しがみつく必要はない」だから辞めた方がいいというわけだ。

この騒動で逆に男を上げたのが当のカズだ。
トゲのある引退勧告に憤ることもなく
「もっと活躍しろって言われているんだと。引退しなくていいって、
オレに言わせてみろってことだと思う」
と前向き発言。また、巨人ファンのカズは張本氏を
「憧れでした。そんな方に言われて光栄です。激励だと思って、
これからもがんばります」
とつけ加え、批判を浴びる張本氏のフォローまでした。
この大人の対応が見事だと絶賛されたのだ。

これに対して張本氏が19日の同番組では
「カズにあっぱれ!辞めた方がいいと言われても、それをさらりとかわして、先輩からの助言だと言ってくれる。男らしいというか
腹が据わっている」と絶賛。
「本人がやるというならやればいい。ケガせず元気で頑張ってほしい」
と続けて食事に誘いたいとも語った。

この記事にカズ選手が今なお現役で活躍できる
理由が隠されているのではないでしょうか?
琉拳會のモットーは「他人と比較をしない、競争しない」
ですがカズ選手の心の在り方は大いに勉強になります。